ぎっくり腰
- いきなり腰が痛くなった
- 腰を少し屈めたり反らしたりするだけで痛む
- 寝返りをしたら腰が痛む
- 歩くだけで腰が痛む
- せきやクシャミが腰に響く
ぎっくり腰とは?|柳井市まちの樹鍼灸整骨院・整体院
ぎっくり腰は病名ではなく通称で、西洋では昔は体調不良の原因は魔女が原因であるとされていて、ぎっくり腰の事を「魔女の一撃」と呼ばれていました。医学用語では急性腰痛症と呼ばれ、腰に突然痛みが出るものを指します。
ぎっくり腰の要因はいくつもあり、ハッキリとした事は分かっていません。ぎっくり腰含め腰痛の約85%は原因が特定できていないのです。
ぎっくり腰の考えられる主な要因としては、長時間の中腰や立ち仕事、良くない姿勢、疲労、冷え、運動不足、肥満、ストレスなどがあります。最近の研究で筋肉・筋膜・神経も大きく関係していると言われています。
レントゲンでは異常がみられないのがほとんどなので、骨に異常がなく他の病気の疑いもない腰痛が突然出たものは急性腰痛症(ぎっくり腰)と診断されます。
ぎっくり腰は年齢だけが要因ではなく、最近では20代でぎっくり腰を経験する人も増えていています。デスクワークが増え運動不足の多い現代人の場合、筋力の低下などで昔に比べてぎっくり腰になりやすくなっていると言われています。
人間の上半身は、全体重の約70%あり、体重60kgの人の場合上半身が約42kg、下半身が約18kgです。下半身だけで2倍以上ある上半身の重さを支え、その支点が腰になります。骨盤のズレがあったり、悪い姿勢になるとこれを支える足腰の筋肉が十分に使えなくなり、腰に負担が集中して許容範囲を越えるとぎっくり腰になります。
柳井市まちの樹鍼灸整骨院・整体院のぎっくり腰改善方法|柳井市まちの樹鍼灸整骨院・整体院
病院でしてもらう治療でよく耳にするのはシップと痛み止めです。痛みが強い場合はコルセットの着用もあります。コルセットの着用は賛否両論ありますが、短期的に通常通り動くことが前提なら効果的です。
しかし着用が1ヶ月を越えたり予防のためになど長期的に着用すると腰回りの動きを制限するので腰を動かしたり支えたりする筋力が落ち、さらにぎっくり腰になりやすくなり慢性腰痛症の原因になってしまいます。
ぎっくり腰の痛みの原因は痛めた場所によって違い、筋・筋膜性腰痛(筋性腰痛症)、腰椎椎間関節捻挫、仙腸関節性腰痛などがあり、その痛めた組織によって治すべき場所や方法も変わってきます。
例えば炎症が強い内に筋肉が原因のものにマッサージをしたり、関節が原因のものに関節を整えるモビライゼーションをしてしまうと悪化する恐れがあります。適切な治療をすることで痛みを早く和らげたり、治る期間を早めることができます。柳井市まちの樹鍼灸整骨院・整体院ではまず痛めている場所を正確に把握できる様に、しっかりと問診や視診、触診を総合的に行うカウンセリングをし、分かりやすくお伝えします。
治療では関節に負担がかかる状態の姿勢の悪さを改善する筋肉や筋膜にアプローチする筋膜リリースで筋膜の状態を整え、腰の動きがスムーズになる様に腰回りや骨盤のバランスを整えるストレッチやモビライゼーションなど個人に合わせたオーダーメイドの治療をしてきます。炎症が強い部分があれば超音波、血液の循環が悪くなったり痛みが過敏になっている場所があれば、低出力レーザーや低周波治療器などの物理療法も使って悪くなっている場所を集中的に改善します。
ぎっくり腰で一番してはいけないことは3日以上安静にすることです。安静にする事で痛みが治らず1ヶ月後まで痛みが長引く事が研究で明らかになっています。
安静にするのは長くても2日が目安で、持病がなければ多少の痛みがあっても安静にするのは2日までです。
注意としては無理をして動くという事でなく、過度な安静はせずに痛みが少ない範囲で普通に生活をすることが重要です。柳井市でぎっくり腰でお悩みの方は、柳井市まちの樹鍼灸整骨院・整体院へお気軽にご相談ください。
執筆者:柔道整復師
院長 崎山光洋(施術家歴 20年)
柳井市まちの樹鍼灸整骨院・整体院 院長の崎山光洋と申します。
みなさまに安心していただけるよう、「分かりやすく・丁寧」に症状・身体の状態・施術方法のご説明をさせていただきながら施術させていただきます。