肋間神経痛
- 肋骨に沿うように強い痛みがある
- 身体を動かすと突然痛みが生じる
- 上半身の左右どちらか一方で痛みが生じる
肋間神経痛とは|柳井市まちの樹鍼灸整骨院・整体院
柳井市まちの樹鍼灸整骨院・整体院には肋間神経痛でお悩みの方が来院されています。
肋骨は背骨(胸椎)から左右に12本づつあり、前の方に弓なりに曲がって、胸の中央の骨にくっつき胸郭という内臓を守るカゴの様な形を作っています。
肋間神経痛は症状であり病気の名前ではありません。
肋間神経はそれぞれの肋骨の内側に沿って、肋骨の間を通ります。
この肋間神経の流れに沿って痛みなどの症状がでるもののことを言います。
ほとんどが片側だけに起こり両方に起こることは非常に稀です。
原因によって痛み方は違い、「ビリビリと電気が走るような痛み」や「ジクジクとした持続する痛み」など症状も人によって違います。
痛みは上半身の左右どちらかの片側にのみおこることが多く痛みは深呼吸や咳、姿勢の変化などで強くなることがあり、大きな声を出すだけで強くなることもあります。
中にはじっとしていても痛むものや寝ている時の方が痛むものもあります。
時に肋間神経痛による痛みは慢性化することもあります。
肋間神経痛は原因不明な突発性の肋間神経痛と、ケガや病気によるものなど原因が明らかな続発性の肋間神経痛に分けられます。
突発性肋間神経痛はいくつもの要因が重なって起こるものですが、考えられる原因として一番多いのが、ストレスを感じている時、長時間の悪い姿勢、また運動不足・疲労によって神経が骨や筋肉にはさまれて痛みが出ます。
前に屈んだり、捻ったり体を動かした際など、肋間神経に圧力が過剰にかかるような体勢になった時などに、強い痛みが起こります。
続発性肋間神経痛は打撲や捻挫、肋骨骨折・圧迫骨折など外傷が原因の場合、椎間板ヘルニアや側弯症など脊椎周辺が原因の場合、胸膜炎、肺炎、肺がんなど胸郭の内側の病気や骨粗鬆症・腫瘍が原因の場合があります。
こういったものの場合は痛む場所や、時間、痛み方がそれぞれ違うのでよく確認する必要があります。
他に特徴的なものとして帯状疱疹が原因のものがあり。
帯状疱疹ウイルスが原因で発症すると通常赤い発疹や水ぶくれなどがたくさんができますが、初期には出ない場合もあります。
痛みも肋間神経に沿ってピリピリ・チクチクする痛みが起こります。
帯状疱疹の発症は通常は生涯に一度しかありません。
2回以上発症する人は全体の4%未満です。
帯状疱疹はどの年齢でも起こりますが、50歳以上でよくみられます。
帯状疱疹の発生確率は加齢とともに高くなります。
続発性のものはレントゲンに写るものがほとんどですが、突発性の肋間神経痛はレントゲンに写らず原因不明とされます。
肋間神経痛の治療|柳井市まちの樹鍼灸整骨院・整体院
肋間神経痛は様々な原因で現れる症状の一つなので、原因によって治療法が変わります。
外傷に対しては消炎鎮痛剤や神経障害性疼痛の薬などの内服薬、湿布の処方が一般的な治療法です。
これらの治療と並行して、運動療法やリハビリが行われることもあります。
脊椎周辺に原因があるものや病気のものは投薬治療、患部固定、手術等、それぞれの状態に適した治療が行われます。
特に帯状疱疹の場合は、早い段階での抗ウイルス薬投与が有効なため注意が必要です。
合わせて肋間神経痛が強い場合は神経障害性疼痛の内服薬を処方されたりします。
柳井市まちの樹鍼灸整骨院・整体院の施術|柳井市まちの樹鍼灸整骨院・整体院
柳井市まちの樹鍼灸整骨院・整体院ではまず原発性のものか続発性のものか問診や視診、触診を総合的に行うカウンセリングをして原発性のものであれば痛めている場所を正確に把握できる様に、さらに詳しくカウンセリングを行い分かりやすくお伝えします。
治療では肋骨の間の肋間神経に負担がかかる状態の姿勢の悪さを改善する筋肉や筋膜にアプローチする筋膜リリースで筋膜の状態を整え、腰や腰から上の動きがスムーズになる様に腰回りや骨盤のバランスを整えるストレッチやモビライゼーションなど個人に合わせたオーダーメイドの治療をしていきます。
肋間神経痛でお悩みの方は、柳井市まちの樹鍼灸整骨院・整体院にお気軽にご相談ください。
執筆者:柔道整復師
院長 崎山光洋(施術家歴 20年)
柳井市まちの樹鍼灸整骨院・整体院 院長の崎山光洋と申します。
みなさまに安心していただけるよう、「分かりやすく・丁寧」に症状・身体の状態・施術方法のご説明をさせていただきながら施術させていただきます。