寝違えについて｜柳井市まちの樹鍼灸整骨院・整体院

寝違えとは、睡眠中に長時間悪い姿勢を取ったり、無理な首の動かし方をして首を痛めたり、
起きている時でも首を動かすタイミングが悪かったことで首の筋肉に負担がかかり、筋肉や周囲の関節などに痛みが出る症状の事をいいます。

一種の結合組織炎と考えられて、症状は軽い場合から重い場合まで様々であり、軽いものであれば日常生活にもあまり支障はありませんが、症状が重いものでは首を動かすことが出来ずに次第に肩や腕の痺れなどの神経症状が出てくるものもあります。

病院でレントゲンやCTで撮影しても筋肉や靭帯は写らないので画像で確認できるような組織的な異常はみつかりません。

そのため骨に異常がなく、その他の病気が考えられない場合にいわゆる「寝違え」、医学的には「急性疼痛性頸部拘縮」や「急性頸部痛」などと診断されます。
治療では主に薬物療法が中心で消炎鎮痛剤を湿布で処方、痛みが強い場合は消炎鎮痛薬を内服で使用することもあります。さらに症状がつらい場合は筋弛緩薬の内服、神経ブロックとして局所麻酔薬を注射することもあります。

寝違えの原因は一つだけではなくいくつかの要因が考えられます。これだけが原因というものではなく、要因がいくつか重なって寝違えが起こることがほとんどです。

・睡眠時の悪い姿勢
睡眠中に不自然な姿勢をとり続けることで首や肩の筋肉の捻じれが起こったり、神経や血管が圧迫されて循環が悪くなり周辺の筋肉や関節、神経が損傷されて痛みや炎症が発生します。

・日常生活、仕事中の悪い姿勢
寝ている時だけではなく起きている時でも悪い姿勢は筋肉に多大な負担がかかります。

特にデスクワークなどでずっと同じ姿勢でお仕事をしている方などは、筋肉が緊張、硬くなってしまって寝違えの原因に繋がってしまうこともあります。

・布団、枕が合っていない
寝具が合っていないのも不自然な姿勢の原因になります。
布団・マットレスは柔らかくふわふわのものは寝転がると気持ちがいいのですが、反発力が弱く反動がつけにくいので、寝返りしにくくなります。結果、長時間同じ姿勢になったままで筋肉が緊張して寝違えになります。

枕も高さが合わないと首の角度によって寝返りが打ちにくくなったり、頭の重さで首に負担が集中します。寝不足にもつながるので注意が必要です。

・運動不足、冷えなどによる血行不良
血液は身体全体に栄養や酸素を運ぶ役割があり、運動不足は全身の筋肉をあまり使わなく
なるので血液の循環が悪くなる原因になります。
体が冷えると血管が収縮（血管が細くなる）して身体の熱を外へ逃がさない様にします。

しかし、収縮した先の筋肉などの組織への血液の供給量が減ってしますので栄養不足・酸素不足になり筋肉の緊張などが起こり寝違えの要因になります。

寝違えは軽いものでしたらほとんどが放っておいても治りますが、場合によっては痛みがいつまでたっても全く変わらないものや次第に悪化するものがあります。少数ですが痛みが悪化して肩や腕に痺れが出る方もいます。

症状が重いものはもちろんですが、軽いものでも初期から適切に治療をすることで症状が
悪化せず痛みも早く治まります。
頻繁に寝違えを起こす方は何か日常的な原因がある可能性が高いので治療をすることを
おすすめします。

柳井市まちの樹鍼灸整骨院・整体院ではまず痛めている場所がどの筋肉か関節か正確に把握できる様にしっかりと問診や視診、触診を総合的に行うカウンセリングをしてそれを分かりやすくお伝えします。

治療では全体的に筋肉や関節に負担がかかる状態の姿勢の悪さを改善するための筋肉や筋膜にアプローチする筋膜リリースで筋膜の状態を整えます。

さらに、首の動きがスムーズになる様に土台となる背骨・肩甲骨や骨盤のバランスを整えるストレッチやモビライゼーションなど、個人に合わせたオーダーメイドの治療をしてきます。

寝違えでお悩みの方は、柳井市まちの樹鍼灸整骨院・整体院・整体院にお気軽にお問い合わせください。